ファンシーカラーダイヤモンドダイヤモンドには、無色透明の色以外にも、イエロー、オレンジやピンク、ブルー、レッド、ブラウン、ブラック、グリーンなど様々な色あいのものが存在します。色合いだけで言うと、レッドは、非常に稀で、以下ブルー、ピンクなどは、稀少性が高く、次いでオレンジ、グリーン、イエローなどが稀少なものとなります。どのダイヤモンドであっても、きれいなものであるかどうかでその価値は変わってきますが、ブラウンやブラックはきれいなものでないと一般的に稀少なものとしての範疇には入ってきません。
また、色合いには、これらの中間色もあり、例えばオレンジがかったイエローをオレンジイッシュイエロー、パープルがかったピンクをパープリッシュピンクとして微妙な色あいとして定義しています。稀少なファンシーカラーダイヤモンドは、同じクラリティの一般的な無色透明のダイヤモンドよりもブルー、ピンク系の色のダイヤモンドは価格的に高く、イエロー、ブラウン系のものは、わりと安く見つけられます。 カラーダイヤモンドは、色を色相以外に、明度、彩度を組み合わせで評価されています。
上位の明度、彩度の組み合わせの方が価値は高い |
カラーダイヤモンドの価値 |
明度−彩度 相関図 |
1 |
ファンシーヴィヴィッド |
 |
2 |
ファンシーインテンス |
|
ファンシーディープ |
3 |
ファンシー |
4 |
ファンシーライト |
5 |
ライト |
|
ファンシーダーク |
6 |
ベリーライト |
7 |
フェイント |
以上のように、色合いだけでいうと、明るくて鮮やかな色あいのダイヤモンドの価値が高いと言えます。
例えば、ファンシービビッドピンク、ファンシーインテンスピンク、ファンシーディープピンク、ファンシーピンクの順に価値は高いわけです。
|