

ダイヤモンドの価値を見分ける目
ダイヤモンドの価値を判断する能力は、ジュエリーショップのオーナーや店員、そしてブランド店だけの専売特許ではありません。ダイヤモンドの価値を判断する能力とは「あなたが認めるダイヤモンドがどんなものか」を知ることです。
ダイヤモンドの価値を判断する基準として「 4C 」という言葉があります。4Cについては別章で詳しくふれますが、簡単にいいますと、4Cとは「ダイヤの価値を決める公的なグレード表示」です。どこのジュエリーショップへ行ってもこの4Cについては説明されますし、4Cと予算の兼ね合いの中で、販売員はおすすめのダイヤモンドを出してきます。
たしかに「4C」はダイヤモンドの価値判断の「ものさし」として、大変重要なものですが、「あなたが認めるダイヤモンド」を決める要素は鑑定書に記載されている4Cだけではないのです。
それでは、まずは基本的な4Cについて見てみましょう。