ダイヤモンド・婚約指輪完全ガイド

カットの選び方

ダイヤモンド・婚約指輪完全ガイド

婚約指輪に輝くダイヤモンド。このダイヤモンドは、カットの方法1つで、上位クラスのダイヤモンドよりも、より輝き、美しく大きく見える事もあります。カットは婚約指輪選びに欠かせないチェックポイントです。

Your Diamond 商品ページ
ブライダルジュエリー

婚約指輪選び-カットの選び方

ダイアモンドとポリッシュの関係ダイヤモンドは、原石のままでは美しく光り輝くことはありません。裸石(ルース)とは、すでにカッティングされているダイヤモンドのことです。

ダイヤモンドは原石の大きさを重視してのみカッティングされるだけではありません。原石からカットされた後の大きさやカットの形状、カラーグレード、クラリティを検討しながら、最大限のカット技術が施されます。そして、原石の大きさや形状、原石の品質によって、どれだけ腕のいいカッターに研磨されるのかが決まってきます。いいダイヤモンドほど腕のいいカッターにカッティングされるのです。

エクセレントカット以上の石がもてはやされてからかなり時間は経過していますが、婚約指輪にセッティングされたダイヤモンドのなかで、エクセレントカット以上のダイヤモンドとベリーグッドにカットされたダイヤモンドとのグレードの違いを肉眼で見て、輝きの差が歴然としているとは限りません。カットで注意したい点は、ベリーグッド以上のダイヤモンドであれば、あまりグレードを気にしないことです。気をつけて見る部分は、他のダイヤモンドと比べて「明るく、美しく輝いているかどうか」だと思います。

要するに輝きの違いに注意を払えばいいのであって、その他はとくに重要なことではありません。エクセレントとグッドを比べてみれば、石の輝きの違いはわかるかも知れませんが、グッドでもシンメトリー(対称性)とポリッシュ(研磨)の状態がよければ、きれいな輝きをみせる可能性はあります。

あなたが見て、きれいに輝いているダイヤモンドを見比べて選んでください。

婚約指輪選び-多面カットと輝きの関係

ダイヤモンドのカット従来のブリリアントカットダイヤモンドは58面体でしたが、近年、58面以上のカット面を持つ多面カットが多く登場しています。多面カットダイヤモンドの大きな特長は、その華やかな「キラキラ」感にあるといえます。しかし、多面カットが58面カットに比べて必ず美しいかといえば、そうとは言い切れません。

ダイヤモンドの輝きについて重要なのは、単一光(スポットライト)と拡散光(すべての方向に散乱される光)の条件下で、「真っ暗な状態で光が認められる光量」から「通常生活下でもっともまぶしい状態」で、どのような輝きを見せるかです。

また、(光はテーブル面に直角に差し込むことを前提にしているが)ダイヤモンドを見る人の角度を真上から真上の状態を見ることの出来る斜めの角度までの間で、シンチレーションやブリリアンシー、ファイヤーがどうなのかが重要です。

  • シンチレーション
    ダイヤモンドの上部をさまざまな角度から動いて見たときにダイヤモンドの表面から白色光線の反射やきらめきが感じられる。これをシンチレーションといいます。
  • ブリリアンシー
    ダイヤモンドの表面と内部の両方から目にはねかえってくる白色光線の量のこと。
  • ファイヤー
    ダイヤモンド内部から反射して目に入る虹色の色あいとその強さのこと。

エクセレントカット以上でも魅力を感じないものがある理由としては、一つはプロポーションのバランスのパターンが制限されているからです。もう一つは、原石自体の明るいものや暗いもの(明度や彩度)が存在するからです。

したがって多面カットは、原石の暗いタイプに対しては、ファセット面を細かくしても輝きを見せるように工夫することが有効手段であり、これはサファイアなどの色石で実証されています。そして、あまりにも多面的なカットは、光の強さが失われる場合もあります。

58面カットを選ぶか、多面カットを選ぶかは好みによるものですが、やはりそのダイヤモンド自体の明るさ、力強い輝きというものを意識して選ぶことをおすすめします。

婚約指輪選び-トリプルエクセレントは絶対美しいのか?

トリプルエクセレントとはプロポーション(総合評価)とポリッシュ(研磨状態)、シンメトリー(対称性)の3つがすべてエクセレント評価であるものをさします。プロポーションの評価は各部分およびファセットのサイズと角度の関係の総合評価で、テーブルサイズ、クラウン角度、ガードルの厚さ、パビリオン深さのパーセンテージ、キューレットサイズを調べて評価を下します。(基準数値は各鑑定機関によって多少の違いがあります)。

この中で「シンメトリー」(対称性)と「ポリッシュ」(研磨状態)については、現在の基準を私たちの判断の基準にして問題はないと思います。しかし「プロポーション」については、かならずしもエクセレントの輝きがVERY GOODに優るかといえば、そうとも限りません。ダイヤモンドのクラウン角度(クラウン部分とガードル面との角度)、パビリオン深さのパーセンテージ、これらの数値と石全体の深さとのバランスの関係によっては、トリプルエクセレントでなくとも強く輝くダイヤモンドは存在します。

ダイヤモンド業者であれば、ダイヤモンド原石からできるだけキャラット数の大きいダイヤモンドをカッティングしたいのは当然のことです。そのため、テーブルパーセンテージを大きめにとり、これを軸にしたプロポーションに研磨するという方法があります。つまり、トリプルエクセレントの中にも、キャラット数にこだわったプロポーションのものと、美しさを引き出すことにこだわったプロポーションのものがあるのです。「トリプルエクセレント」で「ハートアンドアロー(キューピット)」が見えていたとしても、これらの計測値の組み合わせによって、輝きの違いをみせるダイヤモンドがあるということです。

しかし、上記のトリプルエクセレントのダイヤモンドの違いや、エクセレントカットとVERY GOODカットとの違いは、プロであっても見分けるのがむずかしい場合がある差異であり、一般のお客様が見分けるのは並大抵のことではありません。したがって、自分の目で見て美しいと感じるということを基準に選ぶことが大切です。たまたま、美しいと思ったダイヤモンドにハートアンドアロー(キューピット)が見えていたらラッキーだというくらいの気構えで十分だと思います。必要以上にトリプルエクセレントでなければならないなどという強迫観念はもたないことです。

メインメニュー
女人禁制!オトコが選ぼう!婚約指輪
taquino.net
彼女のタイプからスバリ婚約指輪のタイプを診断
海外ブランド婚約指輪徹底解剖!
たった43分でダイヤモンド博士!
スポンサードリンク
ランキング

ダイヤモンド・婚約指輪完全ガイド